2026.3.8 みことばの光
「彼らはわたしの民の傷をいいかげんに癒し、平安がないのに、『平安だ、平安だ』と言っている。」エレミヤ書6章14節
本日は震災を覚える主日として礼拝をお献げしましょう。2011年以来牧師が関係を持っている東北ヘルプ最新のニュースレターに「コミュタン」という福島県三春町の教育施設のことがリポートされていました。「放射能」のことを学ぶ施設、2016年7月にオープン、総工費100億円、運営費は年9億円です。三春町に原発事故のあと現地の写真を撮り続けている飛田晋秀(とびたしんしゅう)さんという方がいらっしゃいます。飛田さんは「コミュタン」について憂鬱そうに語ります。そこで展示していることは“自然放射能”のことばかり。職員も原発由来の放射性物質のことは「知らない」とはっきり言う。しばらく詳しい話をしてみると、その職員さんも「これでいいのだろうか」と本音を語られる。「ここで働く職員という立場を離れて、この地に住む親としては、私も不安に思っている・・・」。環境省の参事官だった人が東北に来て、高校生に「放射能」の授業をしている。そこで「放射能は安全だ」という話が広がって行く。私はそのことに危機感を感じている。飛田さんは原発事故の強制避難地をずっと見て来た自分が子供たちに語らなければならないのではないかと学校で講演ができるように準備を始めました。原発爆発の後、放射線量0.3マイクロシーベルトを超えたら避難しなければならないところ、数値は46.0。強制避難が執行されましたが、今も森の中に入ると23.1。非常に危険な数値が近くに存在しています。大人たちの実情は「どうしたらよいか本当にわからない」子どもたちに「ごめんなさい」と言うしかない。しかし「本当のことを知って、町を直して行きましょう」と呼びかけられていました。