2024.8.18みことばの光


 先週12日(月)から15日(木)に渡って東京、代々木オリンピックセンターにて教団青年宣教大会
フロンティアが行われました。日本全国から500名を超える青年、児童、スタッフが集い、聖
書の御言葉に聞き、心からの賛美の歌をささげるすばらしい集会が行われました。新潟からも
9名参加しました。行き帰り無事に守られたことを心から感謝いたします。
 御言葉はヨハネの福音書4章から、オープニングの山本陽一郎師、メインスピーカーの松尾
献師、安藤理恵子師、斎藤五十三師が語ってくれました。
 イエス様はサマリアの女に会うため、わざわざサマリアを通ることを選びました。そして
「今、この時、集ったみんなに会おうとしておられる」陽一郎先生のことばはそのままみんな
を聖書の世界に招く暖かい言葉でした。イエス様はそこに来ておられました。
 松尾先生は、イエス様の口調が目の前の話題から霊的な事柄に突然跳ぶのはなぜか、教えて
くれました。「僕たちが話しをする時にも、あることの話題から自分の好きな話しに跳ぶこ
とってあるよね。イエス様は神様のことが大好きだから、ついつい神様のことを話してしまう
んだ。」納得の解説でした。
 安藤先生は18節「あなたは本当のことを言いました」と言われたイエス様の言葉に注目させ
てくれました。他の人には言えない自分の話し。これを打ち明けた時に、イエス様は彼女の魂
に触れ、彼女が新しく生きることができるように、導きの言葉を与えてくれました。何より、
イエス様と出会ったことが彼女にとっては救いでした。人には言えないありのままの自分を抱
えている私たちを、イエス様がそのまま受け止めてくださり、救い、導いてくださることがよ
くわかりました。大会期間中に、友人や先生に、自分の話しを聴いてもらった人たちも多かっ
たのではないかと思います。
 斎藤先生は32節「わたしには、あなたがたの知らない食べ物があります。」という言葉を説
き明かしてくれました。先生自身、大学生の時に骨肉腫でなくなった青年が信仰に導かれたこ
とを通して、生涯、伝道者として生きることこそ自分の食べ物となったのだと証ししてくれま
した。30年以上の証しの生活の中で、あの時天に召された彼の命は、ますます自分の内で生き
生きとした命となっていると話しておられました。聖書のお話しは、私たちの日常の生活の中
で現実になり、私たちを生かすすばらしい命となることを改めて教えられた四日間でした