2026.1.4 みことばの光

 
元旦礼拝では『万物はこの方により』と題してヨハネの福音書1章1―5節を学びました。福音書は救い主イエス・キリストの生涯を記し、十字架と復活による救いの福音を私たちに伝える書物ですが、およそ紀元1世紀の末頃、最後に記されたと言われているヨハネの福音書は独特の調子があります。
1?5節は、キリストの誕生以前、万物の初めに、父と共におられた御子を論じ、主張しています。「あなたがたの知っているイエス様は、神の御子で、神に等しい神であり、初めから存在し、万物の創造に関わったお方なのだよ」というメッセージです。特に年頭に当たり、3節「すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。」という言葉を覚えましょう。ここに「神と私たちが無関係でない」ことが記されているからです。
 生まれながらの私たちは神のことを知りません。原罪があり神との関係が壊れているからです。それが当たり前になっているのですが、神と共に生きる『揺るがぬ関係性』を失った状態なのです。神が目的を持って私たちに命を与えたのに、その目的を知らないということは、残念なことです。多くの人が生きる意味を見失ってしまうことがあるのも、無理からぬこと、でもそうであってはならない。
 『すべてのものはこの方によって造られた。(1:3)』これはキリストが創造主であることを示すだけでなく、キリストが目的を持って私たち一人一人をお造りになられたということなのです。キリストに出会う時、私たちは、本当の自分、あるがままの自分を見出すことができます。キリストがわたしを愛しているからです。欠点や罪があるかもしれませんが、キリストは私の罪を背負って死なれました。信じる者を清めて、新しく生かすことができるお方なのです。