2022.8.28みことばの光


 先週23日(火)午後1時半より西堀家庭集会が行われました。永井姉の妹さんが御実家を開放しておられます。以前は本間寰q先生が導いておられましたが、鯨波に移動されたので、お休みになっていました。下川羊和牧師がこれを引き継いで継続することになりました。宣教と救霊のために用いられるようにお祈りください。

 テキストは堀肇先生の「谷陰を越えて歩む」聖書の世界に生きた人々[旧約編](いのちのことば社)を用いており、エステル記1?4章を学びました。南北イスラエル王国が滅んだ後の時代、ユダヤ人たちはペルシアで暮らしています。エステルはユダヤ人であることを隠して、新しい王妃として宮廷入りしますが、その時にユダヤ人への迫害が起こったのでした。エステル記3章13節にユダヤ人根絶やしの勅令が記されています。第二次世界大戦下、ナチスドイツの下で起こったユダヤ人殲滅の迫害、また関東大震災のおりに起きた朝鮮人虐殺など、歴史上の他民族に対するゆえなき暴力や大惨事が思い起こされます。4章でモルデカイとエステルが意見を交わします。モルデカイはエステルに立ち上がることを求め、エステルは初め断りますが、「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。」と言われ、決心します。「三日三晩断食の祈りをささげてください。そのうえで、法令に背くことですが、私は王のところへ参ります。死ななければならないのでしたら死にます。」人に背中を押されてする決心にも意味があると堀先生は書いておられました。また参加者の中から同様の経験をされた方が、証しをしてくださいました。そして促された決心を神様は祝福し、守ってくださったとのことでした。