2021.5.2みことばの光


 先週の木曜日は柏崎市鯨波、新潟聖書学院で行われた後援会総会に出席しました。初めに会長の佐々木顕師(伝道福音教団三条福音キリスト教会牧師)がイザヤ書30章18,19節より奨励をしてくださいました。主は恵みを与えようとして待っておられる。主はあわれみを与えようと立ち上がられる。なぜなら主が義の神であるからだ。(18節)と、主が義の神、正しい神であられるので、信じるイスラエルの民の事情に関わらず、恵みあわれんでくださる。だから私たちも主を信じて待ち望もう、泣くことはない、主は叫ぶ声に応えてくださる、との励ましのメッセージが語られました。

 新潟聖書学園の昨年の歩みは、例年通りのキャンプを行うことが出来ず、聖書学院の新入生もゼロというコロナ禍の影響を大きく受けた年でありました。しかしその中でも想像以上に献金が献げられたことなど恵みが与えられました。そして新年度、二名の神学生が与えられ学びが開始されています。

 毎年この季節に行われていたバザーは、食事の提供について許可を得ることが難しくなり、今後も開催できなくなったので、対応が検討されました。並行して行われていた総会への出席者が減少することも懸念されたのですが、蓋を開けてみると十七名参加というこれまでにない出席者が集い、聖書学院の今後と後援会の活動をめぐって熱い議論が交わされました。

 最後に施設全体にわたるメンテナンスの必要についての報告がなされ、祈りの必要があることを覚えさせられました。振り返ってみると20年ほど前にも一度大きな修繕がなされ、皆で協力して献金をささげ、改修がなされたことを思い出します。

 これからはまず伝道福音教団の中で修繕協力への呼びかけがなされることと思いますが、同盟教団の私たちにとっても親しく利用させていただいた神学校、キャンプ場であります。これからも主のわざに用いられるために、祈りつつその働きに協力させていただきたく願わさせられたことでした。